UVケアは最近では、大人も子どももやっている当たり前の行動ですが、私はあまりまじめにやってきた方ではありません。
特に、育児で忙しかった10年前くらいまでは、化粧もろくにできず、UVカットの乳液なども全然塗れませんでした。
この頃は、最もまじめにUVケアをすべき時だったのです。
なぜなら、子どもと一緒にほぼ毎日、外出して、しかも太陽光がさんさんと降りそそぐ公園が主な活動場所でした。
それなのに私は、落ち着きのない子どもを待たせてUVケアをする余裕がなかったので、何もせずそのまま慌てて外に出ていたのでした。
そういう生活は子どもと一緒に過ごしていた4年間、続けていたのです。
それから子どもは保育園に入ったので、やっと私はしっかりと化粧をして、働きだしました。
それから何年か過ぎた辺りで、ある日、ふと自分の腕を見ると、小さな点が増えていることに気づきました。
あれ、と思って腕をこすったりしましたが、消えることはもちろんありませんでした。
これらの点は、何も付けずに毎日公園通いをしていた、育児期に浴びた太陽光のせいに違いありません。しみです。それともそばかすでしょうか。
どちらにせよ、もう消えることは難しいでしょう。
ショックと言うより、むしろ観察するように腕を見ました。太陽光を浴びればしみができる、それは何年も後に姿を現わすということが私の腕に起こっているのが分かったのです。
顔も観察しました。もちろん顔にもうっすらとしみのようなものができています。骨が目立つ頬や目の下あたり、つまり顔の中で高くなっているところが、太陽光を浴びやすかったようで、その辺りにできやすいようでした。
顔は腕より気になるので、ホワイトニング化粧品を使うことも考えましたが、それよりも、皮膚のターンオーバーに期待して、メイクを落とすときにしっかりと落ちるものを使い、しっかりと保湿するように心がけています。
今では毎日化粧もするので、顔に紫外線を直接浴びることは少なくなり、目に余るしみは現れてきません。
これくらいは年齢のため仕方ないと思うようにしています。
以前よりも肌が乾燥するようにもなってきたので、前よりも何度も化粧水やオイルを塗るようになりました。
紫外線を避けて、汚れはきちんと落とし、保湿をするという、基本的なお手入れをしっかりとすることが、私にできる最大のケアです。
また食事のバランスを考えて、青菜を食べる、コラーゲンの豊富な鶏肉を食べるなど、内面からのケアも侮れないと思います。
これ以上増やさないことも気をつけています。